ワークシートから範囲を選択(Pick)したい場合、コンポーネントの PickRange
メソッドを利用します。
PickRange(Func<...> コールバック関数, カーソルスタイル)
コールバック関数の定義は以下の通りです。
bool RangePickedCallback(Worksheet, RangePosition) { }
ワークシートの範囲が選択されたコールバック関数が呼び出されます。
パラメータは以下の通りです。
- 選択された範囲のワークシートインスタンス
- 選択された範囲
- 戻り値:
true
を返すと選択を終了します。false
を返すと選択を続けます
カーソルスタイルは範囲を選択する際のカーソルスタイルです。
使用例は以下の通りです。
reoGridControl.PickRange((worksheet, range) => { MessageBox.Show("範囲が選択された: " + range.ToAddress()); return true; }, Cursors.Hand);
実行例は以下の通りです。
デモプログラム
デモプログラムはデモプロジェクトにあります。ソースコードは \worksheet\PickRangeDemo.cs にあります。