V5 ドキュメントはプレビュー版です。正式リリース(2026 年 8 月 19 日)まで内容が更新されることがあります。

PDF 出力は unvell.ReoGrid.IO.Pdf が担当します。外部パッケージに依存せずSystem.Drawing にも依存しないため Linux / macOS のサーバーでも動作します

V4 は印刷経由でしか PDF を作れませんでしたが、V5 は直接出力できます。

出力する

using unvell.ReoGrid.IO.Pdf;

PdfExporter.Export(wb, "book.pdf");              // 全シート
PdfExporter.Export(ws, "sheet.pdf");             // 1 シートだけ

byte[] bytes = PdfExporter.ExportToBytes(wb);    // ストリームで受け取る

ExportToBytes は Web API のレスポンスとして返す場合などに使います。

印刷設定を適用する

var settings = new PrintSettings
{
	Paper = PaperKind.A4,
	Orientation = PageOrientation.Landscape,
	ShowGridLines = false,
	FitToPagesWide = 1,
};

PdfExporter.Export(ws, "sheet.pdf", settings);

設定を省略するとシートの ws.PrintSettings が使われます。 指定できる項目は 印刷とページ設定 と共通です。

日本語フォント

IPAexGothic が DLL に埋め込まれています(Type0 / CIDFontType2)。 サーバーにフォントをインストールしていなくても日本語が出力されます。

欧文は標準の Helvetica 4 フェイス(通常・太字・斜体・太字斜体)を使います。

複数ページ

改ページは印刷と共通のエンジン(Paginator)が計算します。行・列は Excel と同じく分割されず、印刷可能領域にパックされます。

画像

シートに配置した画像はそのまま埋め込まれます(画像)。 PNG と JPEG に対応します。

条件付き書式

データバー・カラースケール・アイコンセットも描画されます。アイコンは IGridGraphics の楕円・多角形プリミティブで描かれ、画面と同じ見た目になります。

ライセンス

未適用の場合、出力される PDF に透かしが入ります。出力自体は行われるため、 評価はそのまま進められます(ライセンスキーの適用)。

制限

  • 印刷タイトル(各ページで行・列を繰り返す)とヘッダーフッター(ページ番号)は未対応です
  • フォントのサブセット化は未対応です — 日本語を含む PDF には IPAexGothic 全体が埋め込まれ、ファイルサイズが数 MB 大きくなります
  • 日本語(CJK)の太字・斜体フェイスは未対応です — 太字を指定しても通常の書体で描画されます

サーバーでの利用

unvell.ReoGrid.One.Corenet10.0・依存ゼロ)に含まれます。 XLSX を読んで PDF にする流れは ヘッドレスで使う を 参照してください。

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