メジャーリリース

ReoGrid V4
新機能のご紹介

100 万行を扱える遅延ロードから WPF 版の全機能対応、Excel 互換書式、条件付きスタイルまで——16 の主要な新機能を搭載した大幅アップデートです。

16

主要な新機能

100万行+

遅延ロード対応

WPF

全機能に対応

Excel

書式互換

すべての新機能

ReoGrid V4 で追加・改良された主要な機能を、コードサンプルとともに詳しくご紹介します。

01

超高速のデータ読み込み

遅延ロード(Lazy Loading)に対応。初期表示は必要最小限のセルのみを読み込み、スクロールに応じて順次ロードします。100 万行でも数百ミリ秒で描画を開始できます。

// ワークシートの行数を設定(例:100万行)
worksheet.SetRows(1000000);

// データソースを遅延読み込みモードで設定
worksheet.AddDataSource(
    new RangePosition(0, 0, 1000000, 10),
    new MyDataSource(logs),
    DataSourceLoadMode.LazyLoading
);
🏷️
02

複数行ヘッダーに対応

列ヘッダーを複数行で構成でき、セル結合にも対応。カテゴリ分類や複雑な見出しレイアウトを柔軟に表現できます。

var extensionHeader = worksheet.ExtensionColumnHeader;
extensionHeader.SetRowCount(3);
extensionHeader.MergeCells(0, 1, 2, 1);
extensionHeader[0, 1].Text = "大分類";
🖥️
03

WPF 版を大幅に強化

ドロップダウンリストをはじめ、これまで WinForms 版のみで利用できた主要機能のほぼすべてを WPF 版でも利用可能に。描画速度・安定性も WinForms 版と同等です。

🔌
04

柔軟なデータソースの仕組み

IDataSource<T> を実装することで、データベース・ファイル・API など任意の構造のデータをワークシートに連携・表示できます。

var ds = new MyDataSource();

// A1:G30 は格納先の範囲アドレス
sheet.AddDataSource("A1:G30", ds);
🔽
05

DropdownListCell の強化

静的なリストに加え、ワークシート上のセル範囲を候補として指定可能に。マスターデータを使った動的でリアルタイムな選択を実現します。

var myRange = sheet1.Ranges["G1:G3000"];
var dropdownList1 = new DropdownListCell(myRange);
sheet1.Cells["A1"].Body = dropdownList1;
🎨
06

Excel 互換のカスタム書式

Excel と同じカスタム書式文字列に対応。正数・負数・ゼロ・テキストごとの表示形式や、色・区切り記号を柔軟に設定できます。

cell1.DataFormat = CellDataFormatFlag.Number;
cell1.DataFormatArgs = "#,##0;[Red]-#,##0";
📑
07

アウトライン(グループ化)の強化

展開・折りたたみボタンの表示位置を上下で切り替え可能に。プログラムからの一括展開・折りたたみ API も強化されました。

sheet.OutlineButtonLocation = OutlineButtonLocation.Top;

var outlineGroup = sheet.GetOutlineGroup(RowOrColumn.Row, 0);
outlineGroup.CollapseAll();
outlineGroup.ExpandAll();
🔍
08

カスタマイズ条件フィルター

複数条件を自由に組み合わせた条件フィルターをプログラムで構築・適用。柔軟で高度な検索・集計をエンドユーザーに提供できます。

var filter = new ConditionalDataFilter();
var condition = new FilterCondition(
    2, ConditionOperator.NotEquals, "USD");
filter.Conditions.Add(condition);
sheet.DoFilter("A1:G30", filter);
🎯
09

条件付きスタイルに対応

数式による条件判定で、値に応じてセルの色やフォントを自動適用。THIS で現在のセル値を参照でき、データの傾向や異常値を視覚化できます。

var rule1 = new Rule("THIS > 1000", "A1:Z30",
    new WorksheetRangeStyle {
        Flag = PlainStyleFlag.TextColor,
        TextColor = SolidColor.Yellow,
    });
sheet.ConditionalStyles.Add(rule1);
🔎
10

文字列検索機能を追加

ワークブック全体を対象としたキーワード検索。一致セルのハイライトや前後へのジャンプに対応し、大量データから素早く目的の情報を見つけられます。

var session = new HighlightTextSearchSession(
    Workbook, txtKeyword.Text,
    Workbook.CurrentWorksheet);
session.Search();
session.MarkAllResultHighlight(SolidColor.Goldenrod);
session.NextMatch();
🔒
11

セルロック機能の強化

シート全体・範囲・個別セルの 3 段階でロックを制御。「全体ロック+個別解除」「全体解除+個別ロック」など柔軟な入力制御が可能です。

// すべてのセルをロック
sheet.IsLocked = true;

// C5 セルのみ解除
sheet.Cells["C5"].IsLocked = CellLock.UnLocked;
📄
12

0 行・0 列のワークシートに対応

完全に空(0 行 × 0 列)のワークシートでも正常に動作。初期状態が空のシートから、操作に応じて行・列を動的に追加する UI を構築できます。

worksheet.SetRows(0);
🚀
13

描画のさらなる高速化

可視領域判定の精度向上、更新判断の高速化、インタラクション時の描画遅延の最小化により、数百万行規模でもスクロールや入力が滑らかになりました。

🧮
14

浮動小数点の計算精度補正

浮動小数点演算による微小な誤差を自動補正。「3.00000000000004」のような違和感のある数値を防ぎ、実用的で読みやすい計算結果が得られます。

sheet.Options.FormulaCalculationPrecision =
    FormulaCalculationPrecision.LowPrecision;
🧪
15

WinAppDriver による自動 UI テスト

WinAppDriver に正式対応。AutomationId を割り当て、UI 操作の自動化やリグレッションテストをコードベースで効率よく実行できます。

ReoGridControl.EnableUIAutomation = true;

var reoGrid = session
    .FindElementByClassName("ReoGridControl");
reoGrid.Click();
📐
16

より多くの数式に対応

対応する関数・数式の種類を拡充。より複雑で実用的な計算ロジックをワークシート上で直接記述・実行でき、Excel に近い表現力を実現します。

v4.5 アップデート

最新リリース v4.5 の新機能

2026 年 6 月 12 日リリース。数式まわりの機能強化と、大規模 Excel ファイルの読み込み性能・メモリの大幅改善が柱です。

📐

Excel 互換関数を 47 種追加

IFERROR / SUMIFS / INDEX / TEXT、日付・統計関数、日本語向けの JIS / ASC など。複数条件の集計やエラー処理を Excel と同じ数式で記述できます。

✍️

数式のポイントモード編集

編集中にセルをクリック・ドラッグして参照を入力。矢印キーでの移動や、参照の色分けハイライトに対応し、Excel と同じ操作感を実現します。

📑

XLSX アウトラインの入出力

行・列のグループ化(アウトライン)を Excel ファイルと相互にやり取り。展開・折りたたみボタンの位置を行・列ごとに指定できます。

🚀

読み込み性能・メモリの大幅改善

独自の高速パーサーとシートの遅延読み込みにより、1,000 万セル規模のメモリ使用量を最大 約 37% 削減。読み込み処理は約 50% 高速化しました。

ライセンスとエディション

V4 からは無料版の配布を終了し、有償ライセンス製品として提供しています。なお ReoGrid V3 は引き続き MIT ライセンスのオープンソースとして提供されます。

機能面の違いはなく、サポート期間と導入規模に応じてエディションをお選びいただけます。

Professional 版

利用端末 3 台まで・技術サポート 1 か月付き

Enterprise 版

利用端末 無制限・技術サポート 3 か月付き

すでに V3 をご利用の方はV3 → V4 移行ガイドをご覧ください。API の変更点や挙動の違い、推奨される新 API をコードサンプル付きでまとめています。

サポートサービス

開発者・企業向けに、月額制(サブスクリプション)の有償サポートをご用意しています。

技術サポート

月額 税抜 7 万円

使い方のご相談・導入支援、サンプルコードの提示、不具合の切り分けと対処方法のご案内。

開発支援サポート

月額 税抜 30 万円

実装方針・設計のご提案、本体のカスタマイズ・機能拡張、特定の .NET 環境への対応、長期運用を見据えた技術レビュー。

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最新の機能、パフォーマンスの向上、そして WPF 版の全機能対応をぜひお試しください。