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主要な新機能
100万行+
遅延ロード対応
WPF
全機能に対応
Excel
書式互換
すべての新機能
ReoGrid V4 で追加・改良された主要な機能を、コードサンプルとともに詳しくご紹介します。
超高速のデータ読み込み
遅延ロード(Lazy Loading)に対応。初期表示は必要最小限のセルのみを読み込み、スクロールに応じて順次ロードします。100 万行でも数百ミリ秒で描画を開始できます。
// ワークシートの行数を設定(例:100万行)
worksheet.SetRows(1000000);
// データソースを遅延読み込みモードで設定
worksheet.AddDataSource(
new RangePosition(0, 0, 1000000, 10),
new MyDataSource(logs),
DataSourceLoadMode.LazyLoading
);複数行ヘッダーに対応
列ヘッダーを複数行で構成でき、セル結合にも対応。カテゴリ分類や複雑な見出しレイアウトを柔軟に表現できます。
var extensionHeader = worksheet.ExtensionColumnHeader;
extensionHeader.SetRowCount(3);
extensionHeader.MergeCells(0, 1, 2, 1);
extensionHeader[0, 1].Text = "大分類";WPF 版を大幅に強化
ドロップダウンリストをはじめ、これまで WinForms 版のみで利用できた主要機能のほぼすべてを WPF 版でも利用可能に。描画速度・安定性も WinForms 版と同等です。
柔軟なデータソースの仕組み
IDataSource<T> を実装することで、データベース・ファイル・API など任意の構造のデータをワークシートに連携・表示できます。
var ds = new MyDataSource();
// A1:G30 は格納先の範囲アドレス
sheet.AddDataSource("A1:G30", ds);DropdownListCell の強化
静的なリストに加え、ワークシート上のセル範囲を候補として指定可能に。マスターデータを使った動的でリアルタイムな選択を実現します。
var myRange = sheet1.Ranges["G1:G3000"];
var dropdownList1 = new DropdownListCell(myRange);
sheet1.Cells["A1"].Body = dropdownList1;Excel 互換のカスタム書式
Excel と同じカスタム書式文字列に対応。正数・負数・ゼロ・テキストごとの表示形式や、色・区切り記号を柔軟に設定できます。
cell1.DataFormat = CellDataFormatFlag.Number;
cell1.DataFormatArgs = "#,##0;[Red]-#,##0";アウトライン(グループ化)の強化
展開・折りたたみボタンの表示位置を上下で切り替え可能に。プログラムからの一括展開・折りたたみ API も強化されました。
sheet.OutlineButtonLocation = OutlineButtonLocation.Top;
var outlineGroup = sheet.GetOutlineGroup(RowOrColumn.Row, 0);
outlineGroup.CollapseAll();
outlineGroup.ExpandAll();カスタマイズ条件フィルター
複数条件を自由に組み合わせた条件フィルターをプログラムで構築・適用。柔軟で高度な検索・集計をエンドユーザーに提供できます。
var filter = new ConditionalDataFilter();
var condition = new FilterCondition(
2, ConditionOperator.NotEquals, "USD");
filter.Conditions.Add(condition);
sheet.DoFilter("A1:G30", filter);条件付きスタイルに対応
数式による条件判定で、値に応じてセルの色やフォントを自動適用。THIS で現在のセル値を参照でき、データの傾向や異常値を視覚化できます。
var rule1 = new Rule("THIS > 1000", "A1:Z30",
new WorksheetRangeStyle {
Flag = PlainStyleFlag.TextColor,
TextColor = SolidColor.Yellow,
});
sheet.ConditionalStyles.Add(rule1);文字列検索機能を追加
ワークブック全体を対象としたキーワード検索。一致セルのハイライトや前後へのジャンプに対応し、大量データから素早く目的の情報を見つけられます。
var session = new HighlightTextSearchSession(
Workbook, txtKeyword.Text,
Workbook.CurrentWorksheet);
session.Search();
session.MarkAllResultHighlight(SolidColor.Goldenrod);
session.NextMatch();セルロック機能の強化
シート全体・範囲・個別セルの 3 段階でロックを制御。「全体ロック+個別解除」「全体解除+個別ロック」など柔軟な入力制御が可能です。
// すべてのセルをロック
sheet.IsLocked = true;
// C5 セルのみ解除
sheet.Cells["C5"].IsLocked = CellLock.UnLocked;0 行・0 列のワークシートに対応
完全に空(0 行 × 0 列)のワークシートでも正常に動作。初期状態が空のシートから、操作に応じて行・列を動的に追加する UI を構築できます。
worksheet.SetRows(0);描画のさらなる高速化
可視領域判定の精度向上、更新判断の高速化、インタラクション時の描画遅延の最小化により、数百万行規模でもスクロールや入力が滑らかになりました。
浮動小数点の計算精度補正
浮動小数点演算による微小な誤差を自動補正。「3.00000000000004」のような違和感のある数値を防ぎ、実用的で読みやすい計算結果が得られます。
sheet.Options.FormulaCalculationPrecision =
FormulaCalculationPrecision.LowPrecision;WinAppDriver による自動 UI テスト
WinAppDriver に正式対応。AutomationId を割り当て、UI 操作の自動化やリグレッションテストをコードベースで効率よく実行できます。
ReoGridControl.EnableUIAutomation = true;
var reoGrid = session
.FindElementByClassName("ReoGridControl");
reoGrid.Click();より多くの数式に対応
対応する関数・数式の種類を拡充。より複雑で実用的な計算ロジックをワークシート上で直接記述・実行でき、Excel に近い表現力を実現します。
最新リリース v4.5 の新機能
2026 年 6 月 12 日リリース。数式まわりの機能強化と、大規模 Excel ファイルの読み込み性能・メモリの大幅改善が柱です。
Excel 互換関数を 47 種追加
IFERROR / SUMIFS / INDEX / TEXT、日付・統計関数、日本語向けの JIS / ASC など。複数条件の集計やエラー処理を Excel と同じ数式で記述できます。
数式のポイントモード編集
編集中にセルをクリック・ドラッグして参照を入力。矢印キーでの移動や、参照の色分けハイライトに対応し、Excel と同じ操作感を実現します。
XLSX アウトラインの入出力
行・列のグループ化(アウトライン)を Excel ファイルと相互にやり取り。展開・折りたたみボタンの位置を行・列ごとに指定できます。
読み込み性能・メモリの大幅改善
独自の高速パーサーとシートの遅延読み込みにより、1,000 万セル規模のメモリ使用量を最大 約 37% 削減。読み込み処理は約 50% 高速化しました。
ライセンスとエディション
V4 からは無料版の配布を終了し、有償ライセンス製品として提供しています。なお ReoGrid V3 は引き続き MIT ライセンスのオープンソースとして提供されます。
機能面の違いはなく、サポート期間と導入規模に応じてエディションをお選びいただけます。
Professional 版
利用端末 3 台まで・技術サポート 1 か月付き
Enterprise 版
利用端末 無制限・技術サポート 3 か月付き
すでに V3 をご利用の方はV3 → V4 移行ガイドをご覧ください。API の変更点や挙動の違い、推奨される新 API をコードサンプル付きでまとめています。
サポートサービス
開発者・企業向けに、月額制(サブスクリプション)の有償サポートをご用意しています。
技術サポート
月額 税抜 7 万円使い方のご相談・導入支援、サンプルコードの提示、不具合の切り分けと対処方法のご案内。
開発支援サポート
月額 税抜 30 万円実装方針・設計のご提案、本体のカスタマイズ・機能拡張、特定の .NET 環境への対応、長期運用を見据えた技術レビュー。