セル
セルデータの設定
セルデータはセルに保存され、セルのテキストとして画面に表示、または数式計算に使われる元データです。数式計算の場合 .NET の int、float、double などの数字型を利用します。また、.NET 言語における任意のデータ型の利用も可能です。データが画面に表示される場合、ToString
メソッドを使ってデータを文字列に変換して表示します。データが数字型の場合、設定したデータ書式を利用して画面に表示します。データ書式については、「書式」をご参照ください。
単一セルのデータ設定
データをセルに格納するには、シートのインデックスプロパティを利用することができます。セルのアドレスや行列ポジション情報を指定し対象セルにデータを格納します。行列ポジション情報を指定する場合、最初の行や列は1ではなく0で指定します。
sheet["A1"] = "製品A";
sheet[1, 0] = "製品B";
また、セルのインスタンスを取得して、Dataプロパティにデータを格納することもできます。
var cell = sheet.Cells["A1"];
cell.Data = "製品A";
複数セルのデータ設定
複数のデータを指定する範囲に一括格納することができます。
sheet["B1:D1"] = new object[] { "販売中", "V1.0", "保守停止" };
また、二次元配列を利用して、指定範囲にデータを一括設定することもできます。
sheet["A2:D4"] = new object[,] {
{"製品B", "販売中", "V1.2", "保守中"},
{"製品C", "販売停止", "V3.0", "保守中"},
{"製品D", "販売停止", "V2.0", "保守停止"},
};